前回、冷え性に対し自律神経の鍼をする事が良い変化をもたらす一つであると説明致しましたがその他にも取り組んでいることがございます。

それはお灸です。

さて、お灸といっても様々な種類があり皮膚に直接するお灸や間接的に熱を通す作りのお灸などがあります。

当院は、お困りの症状やお灸を置く場所によって使うお灸を変えていますが、1番よく使うのが枡灸です。

その名の通り枡の中にもぐさ(お灸の事です)を入れて行うお灸です。

枡があることで、お灸と皮膚の間に隙間ができリラックスして受けられて、なおかつしっかり温まるお灸です。

枡が少し大きい為、骨盤やお腹に施します。
腰やお腹は自律神経と関わりが深いので温めて緊張が解ければ自律神経の乱れが改善しやすくなります。

また足の血流は骨盤やお腹を介して行くので骨盤やお腹が緩めば足へ血流が通りやすくなります。

このお灸は煙が出る為お身体や服に臭いがつきやすいので臭いが気になる方は控えた方がいいかもしれませんのでご相談下さいませ。