最近自律神経が．．．ってよく聞いたりしませんか？今回はその自律神経について説明をしようと思います。

自律神経とは心臓、胃腸、呼吸器などの内臓全般の機能や発汗、体温調節、代謝などの調節に携わります。自律神経は基本自分自身で動かしたりコントロールすることはできません。（心臓を体と同じように動かしたり、体温を自分自身で上げ下げできない、など）

そして自律神経とは交感神経と副交感神経という二つの神経が拮抗しあって成り立っています。

交感神経は主に体を活発にさせる役割を持っています。アドレナリンという言葉は聞いたこともあるのではないでしょうか？このアドレナリンが分泌されることにより体は興奮した状態になり力を発揮できるようになります。

逆に副交感神経は体をリラックスさせる効果があります。日常で活発になった体は休息の時間も必要です。例えば食事、お風呂、睡眠、家でくつろぐ時間などは副交感神経が優位に働いているのです。

この二つの神経のオンとオフの切り替えが上手にできれば問題ありませんが、うまく切り替えができなくなるようバランスが崩れた状態を「自律神経失調症」といいます。

原因はいろいろありますが、最近は日常生活でのストレス、不規則な生活が強く関わっていると言われています。ただストレスは全く必要ないかと言われたらそうではありません。全くないような状態では活発な行動になる機能が落ちてしまいますので過度なストレスは禁物、ということですね。

症状は前にも説明したように自律神経はいろいろな作用に関係する分出現する症状も人により様々です。最初の機能に加えて精神的な症状はよく聞きます。寝れなくなり睡眠薬を服用してしまうこともあります。ですが忙しいと言われる現代社会では休む時間がない、自分で解決しようとして運動などをしようとしても疲れてなかなか続かないなんてこともありますよね。

そのような場合は当院で全体的なバランスを整えるのをおすすめします。体の血液循環が良くなると免疫力も上がり、何もケアしない時に比べて疲れが取れやすくなったり、風邪、病気しなくなったり、眠れるようになります。対策のために運動を始めようかななんて思ってる方でも、治療して回復してからでも遅くはないと思います。

心当たりのある方はもしかしたら自律神経を整える必要があるかもしれません。ぜひお気軽にお問合せください。