こんにちは、はりいち治療院です。

本日は用事があり自転車で新宿まで行ってみましたが迷いました、慣れないことをするものではないなと思ってしまいました(笑)

腰痛は本当に誰もが経験してるのではないかというくらい頻度の多い疾患です。

腰痛は腰以外にも骨盤周囲に影響があることで痛みを引き起こしてしまいます。当院でも腰が痛い方がその時により違いと気が違います。題名にも挙げた仙骨周囲に原因がある、そのような場合もあるのです。

仙骨とは骨盤の真ん中にあり腰骨の下にある三角形の形をした骨です。この仙骨の近くにはたくさんの神経が密着しています。

一つは膀胱や直腸方向に伝わる神経です。ヘルニアなどど起こすと「膀胱直腸障害」と呼ばれ、神経の流れに障害をきたすと尿失禁、頻尿、便失禁などの障害が起きることもあります。

もう一つはお尻や足につながる神経が密集しています。坐骨神経と呼ばれるお尻の深いところに大きな神経が足にまでつながっています。これが圧迫され「坐骨神経痛」と呼ばれるお尻の痛みや足のしびれに直結します。

また坐骨神経以外にも足の神経につながっており、足の痛みやしびれ、力が入りにくい、冷えが生じたりすることもあるのです。

あと仙骨は副交感神経と言う自律神経に関わりをもちます。副交感神経は身体をリラックスさせる効果がありますので、神経の通りに障害があると自律神経に乱れが生じることも。これらの大事な役割が沢山ある仙骨の周りが障害されれば日常に支障をきたしてしまうかもしれません。

鍼灸ではこの仙骨周りにある神経の流れを良くし、痛みやしびれ、自律神経や内臓の調子を整えるのに役立ちます。深いところなので慎重に行いますが、もし恐怖心のある方は無理には行いませんのでご安心下さい。

上記の症状がどうしても抜けない方は仙骨の周りに問題があるかもしれませんね。お困りの方はぜひご相談下さい。