こんにちは、はりいち治療院です。

先日「呼吸補助筋」という呼吸を助ける筋肉を紹介させて頂きました。

首、背中、お腹、肋骨の筋肉が円滑な動きをすることで深い呼吸をする事が可能となると言いましたが、お腹の周りにもう一つ大事な筋肉があるのです。それが「横隔膜」です。

横隔膜はお腹の中にある膜で、上には肺、下には肝臓や胃がありますが動くことで肺が大きく広がるのです。

横隔膜は筋肉で構成されているので緊張し思うように動かなくなることもあります。

横隔膜は運動の神経に加えて自律神経も関わりがある為日常生活で乱れが生じると動きにくくなり呼吸が浅くなるのです。

呼吸が浅くなるとリラックスしづらいのは聞いたことがあるかもしれませんね。

横隔膜はお腹の上の部分を触ることで緊張を解くことが可能となりますがちょうど真裏の部分、背中に「膈兪（かくゆ）」というツボを用いて緊張を緩和させ動きを出していくこともできます。

横隔膜の上には肺がありますがその中心には心臓もあり,間接的ではありますが心臓の拍動が変化するときも横隔膜の動きの変化に関与していることもあるのです。

あらゆる内臓が近くに位置している横隔膜の働きはお身体の健康の維持に重要な役割を示しています。

あなたの体調はいかがでしょうか？

もしかしたら横隔膜の緊張で不調を起こしているかもしれませんね。

もし心当たりのある方はぜひご相談下さい。