人は誰でも気分の浮き沈みは経験したことはあるでしょう。その中で、人の精神面に大きな関わりを示しているのがセロトニンと神経伝達物質と言われるものであります。

セロトニンは精神的に安定を保たせ、睡眠や体温調節など、正常な日常生活を送れる為の必要な物質です。

しかしこのセロトニン量は減少傾向になることもあり、不足すると、うつ病など心のコントロールが難しい状態に陥りやすくなります。また、寝付けにくくなることもあり、不眠の原因ともなります。

上記の様に感情や身体に影響を及ぼすと、自律神経のバランスも乱れ、身体のコリもつらくなりやすくなるのです。身体のコリは姿勢が悪いから？などと見られがちですが、こんなところにも原因があったのですね。

このような状態に対して、

鍼灸では刺激により脳内へ働きかけ、セロトニンの分泌を増加すると考えられます。

ですがただ鍼を打てばいいわけではありません。その方に鍼を打つ必要な箇所が異なり、その適応する箇所に鍼を打っていきます。

生活に多少のストレスは必要ですが、過度になると休まりません。

いつも頑張っているお身体に、リラックス効果を示す鍼治療を、生活の中に定期的に入れてみてはいかがでしょうか。